【運送業実務ブログ】事業報告書と事業実績報告書は別物です!提出期限の違いを整理
一般貨物自動車運送事業者には、毎年提出する重要な報告書があります。
代表的なのが「事業報告書」と「事業実績報告書」です。
名前が似ているため混同されやすいのですが、提出期限も報告する内容も異なります。
■ 事業報告書は「決算日」が基準
事業報告書は、毎事業年度の経過後100日以内に提出する必要があります。
つまり、会社によって提出期限が異なります。
自社の決算日を基準に期限を管理することが重要です。
決算後は税務申告などの業務も重なりやすいため、「決算が終わったから安心」とせず、運送事業の事業報告書まで提出できているか確認しましょう。
■ 事業実績報告書は毎年7月10日まで
一方、事業実績報告書は、毎年4月1日から翌年3月31日までの輸送実績などをまとめ、7月10日までに提出します。
こちらは会社の決算月にかかわらず、基本となる報告期間と提出期限が決められています。
そのため、
「事業報告書=決算日から100日以内」
「事業実績報告書=毎年7月10日まで」
と区別して覚えておくと分かりやすいでしょう。
■ 「税理士さんがやっているはず」と思い込まない
決算書は税理士に依頼していても、運輸支局への事業報告書・事業実績報告書の提出まで当然に行われているとは限りません。
誰が作成し、誰が提出するのかを社内で明確にしておくことが大切です。
特に担当者が変わった会社では、前年までの提出状況も一度確認しておくことをおすすめします。
■ 毎年の提出を仕組み化する
報告書は毎年発生する手続です。
カレンダーや社内の年間業務予定に期限を登録し、必要な数字や資料を早めに準備する仕組みを作っておきましょう。
「期限直前になって初めて資料を集める」という状態をなくすだけでも、提出漏れを大幅に防ぎやすくなります。
■ まとめ
事業報告書と事業実績報告書は、名称は似ていますが別の報告です。
事業報告書は毎事業年度の経過後100日以内。
事業実績報告書は毎年7月10日まで。
まずは自社の直近の提出状況を確認し、毎年確実に提出できる管理体制を作りましょう。
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