【役員法令試験ブログ】2026年9月28日 数字問題は「作成期限」と「保存期間」を分けて覚える
役員法令試験で失点しやすいのが、記録に関する数字です。「いつまでに作るのか」と「何年間保存するのか」を混同すると、条文の内容を理解していても誤答につながります。
【数字だけを単独で覚えない】
「1年」「3年」「30日」と数字だけを暗記すると、別の帳票と入れ替わりやすくなります。次の4点を一組にして整理しましょう。
①誰が作成するのか
②何を記録するのか
③いつまでに作成するのか
④どのくらい保存するのか
【事故の記録】
近畿運輸局の運行管理資料では、事故の記録は事故発生後30日以内に作成し、事故発生後3年間保存することが示されています。
したがって、過去問に「事故の記録は1年間保存する」とあれば、点呼記録など別の記録の保存期間と混同させている可能性があります。
【点呼記録】
点呼の実施内容は点呼記録簿に記録し、所定期間保存します。国土交通省の貨物軽自動車運送事業者向け案内では、点呼記録簿を1年間保存することが示されています。一般貨物については、受験時に配布される最新の貨物自動車運送事業輸送安全規則・解釈運用で条文を確認してください。
【数字問題の勉強法】
A4用紙を横に使い、次のような表を作ります。
・記録名
・作成する人
・記載事項
・作成期限
・保存期間
・根拠条文
過去問で数字を間違えたら、正しい数字だけを書き直すのではなく、同じ期間が使われる別の帳票も確認します。「なぜその期間なのか」を実務と結び付けると定着しやすくなります。
【最新条文を優先する】
保存期間や記録方法は法改正で変更される可能性があります。古い解説記事の数字をそのまま暗記せず、受験する運輸局が指定・配布する条文集と、試験実施時点の法令を優先してください。
【まとめ】
数字問題は、作成期限と保存期間を分け、帳票名・主体・根拠条文とセットで覚えることが大切です。数字だけの丸暗記をやめると、似た選択肢にも強くなります。
【参照した一次情報】
・近畿運輸局「運行管理業務について」
https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/202507unkoukanri_1.pdf
・国土交通省「貨物軽自動車運送事業者の皆様へ(点呼記録簿の例)」
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk2_000162.html
・国土交通省「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03safety/resourse/data/construction_kamotsu.pdf
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