【役員法令試験ブログ】役員法令試験の当日準備|50分・30問を解き切る時間配分
一般貨物自動車運送事業の役員法令試験では、知識があっても、試験当日の準備不足や時間の使い方によって得点を落とすことがあります。
たとえば中部運輸局の現行公示では、試験は30問・50分、合格基準は8割以上とされています。単純計算では1問当たり約1分40秒です。分からない一問に時間をかけ過ぎると、解ける問題を見直す時間がなくなります。
まず受験案内と本人確認書類を確認する
受験日時、会場、集合時刻、持参物は、申請を管轄する地方運輸局から届く案内で確認します。取扱いには地域差や改定があるため、他地域の過去情報だけで判断しないことが大切です。
中部運輸局の公示では、試験開始前に、受験者本人であることを確認できる運転免許証、個人番号カード、パスポート等の提示が求められています。筆記用具も必要です。前日までに、受験案内、本人確認書類、筆記用具を一つにまとめておきましょう。
条文集は「持込み」ではなく会場配付
中部運輸局では、参考資料の持込みはできず、試験会場で関係法令の条文集が配付されます。配付された条文集への書込みはできず、試験終了後に回収されます。
したがって、自分で作った付箋付きの条文集を持ち込む前提の勉強は適切ではありません。事前学習では、法令ごとの役割と条文の並びを理解し、初めて見る条文集でも必要な箇所へ早くたどり着ける練習をしておく必要があります。
50分を3段階に分ける
時間配分の一例は、次のとおりです。
- 最初の30分:全30問を一度解き、迷う問題に印を付ける
- 次の15分:印を付けた問題の根拠条文を確認する
- 最後の5分:未回答、解答欄のずれ、見落としを確認する
一巡目では、すぐに判断できる問題を先に処理します。根拠条文を探す必要がある問題は、法令名やキーワードだけメモして後で戻ると、全体を解き残す危険を減らせます。
合格には24問以上の正解が必要
30問の8割は24問です。満点を目指して一問に固執するより、確実に正解できる問題を落とさないことが重要です。
特に見直しでは、次の点を確認してください。
- 「正しいもの」か「誤っているもの」か
- 主語が事業者、運行管理者、運転者の誰か
- 期限や保存期間の数字を取り違えていないか
- 「必ず」「直ちに」「すべて」など強い表現に根拠があるか
- 空欄や解答欄のずれがないか
本番と同じ50分で模擬演習する
試験前には、過去問題を読むだけでなく、50分を計って30問を解く練習を行いましょう。採点後は、誤った問題について、正解だけでなく「どの法令の、どの要件を取り違えたか」まで確認します。
なお、出題範囲や実施方法は改定されることがあります。受験前には、必ず申請先の地方運輸局が公表する最新の実施案内、公示、試験日程を確認してください。
まとめ
役員法令試験では、知識に加えて、本人確認書類などの事前準備、条文集を引く速さ、50分の時間管理が合否を左右します。まず全問に触れ、迷う問題を後で確認し、最後に解答欄を点検する流れを、模擬演習の段階から習慣にしましょう。
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