【役員法令試験ブログ】役員法令試験の合格発表はどう確認する?通知方法の変更と受験後の注意点
一般貨物自動車運送事業の許可申請では、申請後に役員法令試験が実施されます。試験対策に力を入れる一方で、「合否はどのように知らされるのか」「結果はいつ分かるのか」まで確認していない方も少なくありません。
試験結果の公表方法や通知方法は、地方運輸局や実施時期によって異なる可能性があります。受験後に重要な連絡を見落とさないため、申請先の地方運輸局が公表する最新情報を確認しておきましょう。
関東運輸局では2026年9月実施分から合格通知を廃止
関東運輸局は、2026年10月6日に更新した法令試験案内で、2026年9月実施分から文書による合格通知を行わないことを案内しています。
合格者番号は、試験結果の公表ページで確認する必要があります。関東運輸局では、試験日の1週間後を目途に、過去問題、解答、受験者数、合格者数、合格者番号を公表するとしています。
一方、1回目の試験に不合格となった場合には再試験実施通知が郵送され、2回目の再試験にも不合格となった場合には不合格通知書が郵送される取扱いが示されています。
この取扱いは関東運輸局のものです。ほかの地方運輸局でも同じ方法とは限らないため、全国一律と考えず、受験する地方運輸局の最新案内を確認してください。
受験後に確認する3つのこと
1.合格者番号の掲載日
試験当日に、結果発表の予定日と掲載場所を確認しておきます。公表日を手帳やスマートフォンに登録しておくと、確認漏れを防げます。
2.再試験通知の送付先
再試験に関する通知は、申請書に記載した本店所在地や連絡先へ送付されることがあります。申請後に本店移転や郵便物の転送がある場合は、申請を担当する行政書士や管轄窓口へ早めに相談しましょう。
3.迷惑メールではなく公式ページを確認する
合否連絡をメールだけで待つのではなく、地方運輸局の公式ホームページを直接確認することが重要です。受験番号を紛失すると確認に時間がかかるため、受験票や実施通知書は許可手続が終わるまで保管してください。
2回受験できるからと油断しない
一般貨物自動車運送事業の法令試験は、1申請につき受験機会が2回設けられる取扱いが一般的です。しかし、2回目の試験に進むと、その間だけ許可手続の進行が遅れる可能性があります。
関東運輸局の案内では、1回目の試験から2回目の試験までの期間は、許可申請の標準処理期間から除かれるとされています。再試験で不合格になると、申請の却下または取下げにつながるため、1回目から合格を目指す準備が必要です。
合格に必要なのは条文の丸暗記だけではない
法令試験は、一般に30問中8割以上の正解が合格基準とされています。出題範囲は貨物自動車運送事業法だけでなく、道路運送法、道路運送車両法、労働基準法、改善基準告示など多岐にわたります。
条文集が試験会場で配布される地域でも、受験者が持参した資料を持ち込めない取扱いがあります。条文集があるから解けると考えず、過去問題を使って、限られた時間内に根拠条文を探す練習をしておきましょう。
試験時間、会場、持込資料、受験者の範囲、結果発表方法は、地域や実施時期により変更されることがあります。必ず受験対象者に届く実施通知書と、申請先の地方運輸局が公表する最新情報を優先してください。
まとめ
役員法令試験は、合格することだけでなく、結果の確認方法まで把握しておくことが大切です。特に文書による合格通知が行われない場合は、自分で公式ページを確認しなければなりません。
受験番号、結果公表日、再試験の取扱いを事前に確認し、1回目の試験で合格できるよう計画的に準備しましょう。
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石井康夫先生は、埼玉県所沢市を拠点とする石井行政書士事務所の行政書士です。運送業許可手続とドローン許可申請を専門とし、運送業の各種届出、事業報告書の作成、監査対応の事前チェック、制度変更を見据えた体制整備など、運送会社の継続的な経営支援に取り組んでいます。
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