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運送業の「巡回指導」対応の必要性とは?

 

この記事では、運送業の巡回指導とその対策について、ご説明します。

 

運送業を営む企業にとって、巡回指導は避けて通れない大きな課題です。

巡回指導とは、運輸局や地方運輸支局と全国の貨物自動車運送適正化事業実施機関が事業者の安全管理体制や法令遵守状況を確認するために行う調査のことです。

 

  1. 運送業の巡回指導とは?

 

最初の巡回指導は、運送業の許可を取得し。運輸開始届を提出してから3カ月~4カ月に行われます。その後は、運輸局ごとに違いはありますが、通常なら3年に1回のペースで行われます。

巡回指導では、具体的には以下のような内容が確認されます

 

運行管理体制:運行管理者が必要な業務を適切に遂行しているか。

 

車両管理:定期点検や車検が確実に行われているか。

 

ドライバーの労務管理:過労運転の防止や労働時間の適切な管理が行われているか。

 

法令遵守状況:輸送に関わる法律や規則を守っているか。

 

この巡回指導は、抜き打ちで行われることもあり、準備不足のまま迎えてしまうと重大な指摘を受ける可能性があります。

 

  1. ABCDEの5段階評価とED評価のデメリット

 

巡回指導では、事業者の状況がABCDEの5段階で評価されます。

 

A評価:優れた安全管理体制

 

B評価:良好な安全管理体制

 

C評価:標準的な管理体制

 

D評価:改善が必要な状態

 

E評価:重大な問題がある状態

 

特にD評価またはE評価になると、事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

 

ED評価の具体的なデメリット

 

行政指導の強化

D評価やE評価を受けると、運輸局からの厳しい指導が行われます。この場合、改善計画の提出や再指導を求められることが一般的です。

 

信頼の低下

荷主や取引先からの信頼を失い、新規契約や契約更新に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

営業停止のリスク

DかE評価を受けると、適正化事業実施機関から運輸局に通報され、最悪の場合、監査が行われ、事業停止命令や許可取消のリスクが高まります。

 

経済的損失

指摘事項の是正や行政対応に多くの時間とコストがかかります。また、取引先を失った場合の売上減少も懸念されます。

 

  1. 事前に準備することの重要性

 

巡回指導において良い評価を得るためには、日常的な準備が不可欠です。具体的には以下のポイントを押さえましょう:

 

法令遵守体制の構築

 

運行管理記録の整備

 

点呼記録や運行記録計のデータを適切に保管。

 

車両管理記録の整備

 

点検整備記録簿を常に最新の状態に。

 

安全教育の実施

 

ドライバーに対して定期的に安全教育を実施し、その記録を残しておきます。

 

内部チェック体制の整備

 

自己点検や内部監査を定期的に実施し、問題点を早期に発見・改善する仕組みを作ります。

 

  1. 巡回指導への対応を支援するサービス

 

巡回指導に対応するには、専門的な知識や経験が必要です。そのため、多くの事業者がプロのサポートを受けています。

 

Ican行政書士事務所では、巡回指導に対応するための包括的なサポートを提供しています。具体的なサービス内容は以下の通りです:

 

事前準備支援:法令遵守体制の構築や必要書類の作成を支援。

 

巡回指導の立ち会い:専門家が現場で指導に対応。

 

改善指導:指摘事項に対する改善計画の作成と実行支援。

 

まとめ

 

運送業の巡回指導は、安全で効率的な事業運営を行う上で非常に重要です。

評価が低い場合のリスクを避けるためにも、その内容を知り、いつ巡回指導が来ても大丈夫なように、日々の安全運航体制を確立しておくことが、最も重要といえるでしょう。

Ican行政書士事務所は、運送業専門行政書士事務所として、巡回指導対策サポートを行っておりますので、ぜひ、お気軽に、お問い合わせください。

 

安心して巡回指導に臨むために、ぜひIcan行政書士事務所のサービスをご活用ください。

お問い合わせ先:電話番号:070-1389-0777

 

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