法令試験セミナー・全国実績No.1! Ican行政書士事務所

運送業許可サポートセンター

070-1389-0777

受付: 8:00~19:00(日祝祭日は除く)

【必見!】運行管理者とは?資格取得の全ステップをわかりやすく解説!

【必見!】運行管理者とは?資格取得の全ステップをわかりやすく解説!


こんにちは!「運送業専門・Ican行政書士事務所」のチャンネルにようこそ。この動画では、 運送業許可を取得するために必要な「運行管理者」について 詳しく解説します。

運送業を始めたいけれど、「運行管理者ってそもそも何?」「どうやってなれるの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。この動画では、運行管理者の役割や資格取得の方法、必要な人数、補助者の制度などを徹底的に解説します。運送業許可を目指す方、必見の内容です!


運行管理者とは?

まずは、運行管理者とはどのような役割を担う存在なのかを見ていきましょう。

運行管理者は、 運送業における安全運行の責任者 です。具体的には、以下のような業務を担当します。

  • 運転者の指導・監督
  • 点呼を通じた運転者の健康状態や疲労の確認
  • 運行スケジュールや乗務割の作成
  • 休憩・睡眠施設の保守管理
  • 安全運行の指示

これらの業務は、運送業の安全性を確保するために欠かせないものです。そのため、運行管理者は国家資格を持った専門職として法的に定められています。


運行管理者になる方法

運行管理者になる方法は主に 2つ あります。

1. 運行管理者試験に合格する

運行管理者試験は、運行管理者になるための一般的な方法です。この試験は、毎年2回(3月と8月)実施されており、多くの方がこの方法で資格を取得しています。

2. 5年以上の実務経験を積む

もうひとつの方法は、運行管理者試験を受けずに、 事業用自動車の運行管理業務において5年以上の実務経験 を積む方法です。ただし、この場合は、一定の条件を満たす必要があります。この方法については後ほど詳しく解説します。


運行管理者試験とは?

試験の受験資格

運行管理者試験は誰でも受験できるわけではありません。以下のどちらかを満たしている必要があります。

  1. 事業用自動車(緑ナンバー)の運行管理業務に 1年以上の実務経験 がある
  2. 実務経験の代わりに、国土交通大臣が認定する 講習を修了 している

試験の内容

運行管理者試験は、次のような形式と内容で実施されます。

  • 試験時間:90分
  • 問題数:30問
  • 合格基準:18問以上の正解
  • 出題範囲
    試験は、以下の法律や業務知識を基に出題されます。

    • 貨物自動車運送事業法
    • 道路運送車両法
    • 道路交通法
    • 労働基準法
    • 運行管理の実務に関する知識

過去問は運行管理者試験センターのウェブサイトなどで公開されているため、試験対策は比較的行いやすいでしょう。

試験のスケジュール

運行管理者試験は年に2回、3月と8月に行われます。試験日が近づくと申し込みが締め切られるため、余裕を持って手続きを進めましょう。


実務経験で資格を取得する方法

運行管理者試験を受けずに資格を取得する方法について解説します。この方法では、次の条件をすべて満たす必要があります。

  1. 5年以上の実務経験
    運送業許可を持つ事業者のもとで、事業用自動車の運行管理業務に携わった経験が必要です。
  2. 講習を5回以上受講する
    実務経験の間に、少なくとも5回以上の「運行管理者講習」を受講する必要があります。そのうち1回は「基礎講習」でなければなりません。
  3. 1年に1回のみカウント可能
    講習の受講は年に1回までしかカウントされないため、少なくとも5年かかります。

実務経験を積む方法は時間がかかりますが、試験が苦手な方や長期間運行管理に携わっている方にとっては現実的な選択肢です。


運行管理者は何人必要?

「運行管理者は1名いれば良いのか?」という質問をよくいただきますが、答えは 場合によります

営業所ごとに1名以上

運行管理者は、 営業所ごと に最低1名必要です。

車両の数に応じて増加

営業所に所属する事業用車両の台数に応じて、必要な運行管理者の人数が増加します。

  • 29両以下:1名
  • 30両以上:30両ごとに1名追加

たとえば、60両の車両を保有している場合、運行管理者は最低でも3名必要です。また、複数の営業所がある場合は、それぞれに配置する必要があります。


運行管理者補助者とは?

運行管理者だけでは業務が回らない場合、 運行管理者補助者 を選任することができます。特に深夜配送や24時間営業の事業所では、運行管理者1人では業務が過多になることがあるため、補助者の選任が重要です。

補助者の要件

運行管理者補助者になるには、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 基礎講習を修了している
  • 補助者の職務内容が運行管理規程に明記されている

補助者の業務範囲

補助者は、次の業務を担当できます。

  • 点呼の実施(全体の3分の2未満まで)
  • 運行管理者の業務の補助

運行管理者補助者を適切に配置することで、運行管理の質を向上させることができます。


運行管理者の兼任は可能?

運行管理者は、 整備管理者 と兼任することが可能です。ただし、運行管理者と運転者の兼任は基本的に認められていません。これは、運行管理者が運転者の健康や疲労を管理する立場であるため、客観性が求められるからです。


まとめ

運行管理者は、運送業許可を取得するために 欠かせない存在 です。試験に合格するか、長年の実務経験を積むことで資格を取得できます。また、営業所の車両数や業務形態に応じて適切な人数の運行管理者や補助者を選任することが重要です。

Ican行政書士事務所では、運行管理者の選任や資格取得、許可申請全般について専門的にサポートしています。不安なことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!

 

運送業の許認可については、ぜひ運送業専門のIcan行政書士事務所にお問合せください。

北は北海道から南は沖縄まで、全国対応で無料相談を行っています。

070-1389-0777まで、お気軽にお電話ください。